【×入らない(懐なし)】について
Q:「ふところ」とはなんですか?
「懐(ふところ)」とは、イヤーパッドとヘッドホン本体の隙間(すきま)のことです。カバー生地を安定させて伸縮可能にするために中心芯材を懐に固定します。
どんな仕組みなのか見ていきましょう。
1.カバー固定方法について
上の図はカバーの中心芯材の位置を示しています。
EarTouchはこの中心芯材で安定的に固定できることが、最大の特徴のひとつです。この中心芯材は、ヘッドホンのイヤーパッドとヘッドホン本体(ドライバ側)の隙間(=これを懐(ふところ)と呼んでます)に挟んで固定します。
2.懐(ふところ)での力の関係
上図は中心芯材が固定されている様子を示しています。
イヤーパッドとヘッドホン本体(ドライバ側)の隙間(=ふところ)に中心芯材を挟み込むと、力の関係は生地の引張力を芯素材の強度で相殺、若しくは上まる様に設計されています。素材は硬すぎても柔らかすぎてもいけません。握力の弱い方でも容易に水平面方向に曲げることが可能で、しかし生地引張力に負けない素材強度を備えておく必要があるのです。その条件を満たして初めて成立するカバーになっています。(特許出願済)
3.懐(ふところ)とは
あらためて懐(ふところ)を定義すると、イヤーパッドとヘッドホン本体(ドライバ側)の隙間となります。
この懐(ふところ)が無いヘッドホンの場合、イヤーパッド内側円周サイズにキッチリと収まるようなサイズの中心芯材を用意する必要があるため、ヘッドホン毎に専用設計になります。
※ユーザー様ご提供写真(懐の無い様子)Skullcandy CRUSHER 360
:ありがとうございました!
4.まとめ
今後、懐のないヘッドホンについてユーザー様からのご要望が多いものについて設計し受注生産として皆様にお楽しみ頂けるように開発を進めてまいります。
以下のフォームよりご応募お待ちしております。
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