(改善)サイズ最適化

この改善施策は、クラウドファンディング後のご利用者様や、各ECサイトの問い合わせからのご意見がございました。最初は3サイズからスタートしましたが、有名ヘッドホンの形状とサイズから設計し、おおよそ3サイズでカバーすることは可能です。

しかし、実際はヘッドホンの筐体サイズとイヤーパッドの厚みの組み合わせを細かく考慮すると千差万別で、2,3mm程の微妙なサイズの違和感(少し大きい・少し小さい)という感覚を持っておられる方々が多数いらっしゃいました。具体的には、「M55-M70-(ココ)-L70-(ココ)」ココの部分のサイズ展開の希望が多くありました。

ココの部分の違和感を解消するために、サイズ設計を微妙に調整し、サイズ展開を増やしました。また、従来の「M70」の外周設計は、M55と同じサイズですので、少し大きめの筐体をもつゲーミングヘッドホンなどは、装着は可能ですが、結構キツめになっていました。

そこでVer2では、物理的に伸縮長の限界上限を少しゆとりをもたせました。そのサイズが今回取り入れた「XM」サイズです。Mサイズに対して約8mm外周長を伸ばして、滑り止め機能を強化することで、少しゆとりのある状態でも固定できるように再設計を施しました。

また、「XXL」サイズは、ドライバ自体が大きく筐体自体の設計が大きい高級ヘッドホンに対応しました。パッド部分は比較的厚みのあるヘッドホンに合わせましたので、生地の引張り力によるパッド痩せを解消できるゆとりを多めにした設計です。