multi2から、2つのUPDATE 。
▶UPDATE 01滑り止め加工面積 最大約1.71倍。
ヘッドホンを装着しているとき、ほんの少しカバーが動く。
その小さなズレを、もっと抑えたい。
multi3では、滑り止め部分を再設計。multi2と比較して、滑り止め印刷工程の改善と、印刷面積を最大約1.71倍に拡大しました。
滑り止め機能を強化して、さらにヘッドホン筐体との接触面を広げることで、
より安定した装着状態を目指しました。
激しく主張する機能ではありません。
しかし、長く使うものだからこそ、
こうした小さな改善が使いやすさに大きな差を生むと考えています。
▶UPDATE 02縫製糸の伸縮率 約1.2倍。
EarProfitは、一般的な布製品とは少し違います。
伸縮する生地。
伸縮するゴム。
そして、内部に配置された芯材。
異なる素材を、
手のひらより小さな製品の中で
ミリ単位で縫い合わせています。
multi3では、この縫製をさらに見直しました。
使用する縫製糸を変更し、従来比 約1.2倍の伸縮率を持つ糸を採用。
(※理論値上切断限界値は約2.0倍。)
伸びる生地に対して縫製糸そのものも、追従する設計へ。
装着するとき。
取り外すとき。
そして、イヤーパッドへフィットしているとき。
表からはほとんど見えない部分ですが、
EarProfitという製品の完成度を高めるために、
あえて見直したポイントです。
これは、正常進化。
multi3は、
multi2のデザインを基本的に踏襲しています。
サイズを確認できる機能性タグ。
左右を直感的に識別できるカラー。
イヤーパッドの形状に合わせた5サイズ展開。
そして、EarProfitらしい
ヘッドホンそのもののデザインを邪魔しない設計思想。
だから、「multi 3は、multi
2 の正常進化」。
目立つ変更よりも、使って初めて気づく部分を磨いています。
5サイズという設計思想。「伸縮性よりもフィット感」
EarProfitは、
S・M・Lという大まかなサイズ設定ではありません。M55/XM60/XM70/L70/XXL70
5つのサイズを設定しています。
それは、
イヤーパッドの大きさや形状が
ヘッドホンによってミリ単位で異なっているからです。
これまで計測してきた
数百種類のイヤーパッドデータから、
数ミリ単位でサイズを設計。
簡単に装着できること。
余計なシワをできるだけ少なくすること。
そして、
ヘッドホン本来の装着感をできるだけ損なわないこと。
EarProfitは、
単なる「伸びるカバー」ではなく、
イヤーパッドから逆算して設計したのは「伸縮性よりもフィット感」を大切にしているからです。
TORAY トリノクール®採用。
EarProfit multi3には、
multi2から引き続き
東レの機能性生地「トリノクール®」を採用。
汗をかきやすい季節や、
長時間ヘッドホンを使用する環境を考え、
・吸汗速乾性
・消臭機能
・さらさらとした肌触り
・高い伸縮性
を備えた素材を選んでいます。
肌に触れるものだからこそ、
生地そのものの性能にもこだわっています。
※トリノクール®は東レ株式会社の登録商標です。
日本でしか作れないものを。
EarProfitは、
手のひらよりも小さな縫製製品です。
しかし、小さいから簡単なのではありません。
むしろ、小さい製品だからこそ
数ミリの縫製誤差が
そのままサイズやフィット感の違いになります。
さらに使用しているのは、
上下左右に伸縮する機能性生地(3D伸縮生地)。
ミシンの速度、
生地を送る速度、
素材が伸びる量。
それぞれを上匠が感覚的に合わせながら、
一つずつ縫製しています。
multi3では、
さらに伸縮性の高い縫製糸へ変更したことで、
縫製にもこれまで以上に繊細な調整が求められます。
大量生産できる方法ではありません。
それでも国内縫製を続けるのは、
EarProfitのミリ単位の設計を
製品として実現するためには、
設計者と上匠にきめ細かなコミュニケーションと意思疎通が必要だからです。
そして何より、「日本を少しでも元気にしたい」、
その思いから、「技術の洗練化」を目指しています。